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太田母斑

太田母斑の基礎知識

太田母斑とは?

  • 頬を中心とした顔面の片側(眼の周囲が大半)にみられる、青色からやや褐色調の斑点
    • メラニン色素の異常によって引き起こされることはわかっているが、原因は明らかになっていない
    • 三叉神経という顔面の感覚をつかさどる神経の領域の一部(眼の周りやおでこ、ほほ)に母斑が出やすい
  • 男性よりも女性が4-5倍多い
    • 東洋人に出やすい
    • 基本的に自然に消えることない
    • 眼球に発症した場合、治療が難しくなる
    • 肩から腕に同じような斑点がみられる場合もある(これを伊東母斑という)
  • 出現しやすい時期は2種類ある
    • 早発期:生まれたときや赤ちゃんの時に症状が出現する
    • 晩発期:ホルモンバランスの大きく変化する時期に顕在化する
      ・多くは、妊娠出産や思春期の影響がきっかけとなる

症状

  • 主な症状
    • 青色からやや褐色の小さい斑点
    • 顔面(頬から眼の周囲のが大半)によくみられる
  • 眼球やその他に鼓膜や口、のどの内側にも色素沈着が見られることがある

検査・診断

  • 部位や皮疹の様子から診断される

治療

  • レーザー治療が有効
    • Qスイッチルビーレーザーや、Qスイッチアレキサンドライトレーザーと呼ばれるレーザーを用いる
      ・3か月の間隔で5-6回レーザーをあてる
  • その他にドライアイスによる凍結療法や表面を薄く削る治療を行うこともある
  • 心理的な問題(外見が気になるなど)を除けば、身体への合併症が出ることはほとんどない




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