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電解質異常(総論)

電解質異常(総論)の基礎知識

電解質異常(総論)とは?





電解質異常(総論)に関連する治療薬

カリウム製剤

  • 体内にカリウムを補充しカリウムが不足することでおこる脱力感や吐き気などの症状を改善する薬
    • 低カリウム血症は血液中のカリウム濃度が低下した状態で筋肉症状、消化器症状などがあらわれる
    • カリウムは筋肉や神経などの働きに関わる
    • 本剤はカリウムを含む製剤であり体内にカリウムを補充する
  • 利尿薬などの薬剤を使用中に起こりうるカリウム不足に対して使用される場合もある
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陽イオン交換樹脂製剤(血清カリウム抑制剤)

  • 腸管内で薬剤のもつ陽イオンをカリウムイオンと交換しカリウムイオンを排泄させて血液中のカリウム値を下げる薬
    • 慢性腎不全では腎機能低下により血液中のカリウム値が高くなりやすくなる
    • 血液中のカリウム値が高いままだと高カリウム血症がおこりやすくなる
    • 本剤は腸管内でカリウムイオンを本剤のもつ陽イオンと交換し、体外へ排泄させる樹脂製剤
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カルシウム製剤

  • 体内にカルシウムを補充し、骨粗しょう症、高リン血症、消化器症状などを改善する薬
    • カルシウムは体内で骨を強くする作用、リンを体外へ排泄する作用、胃酸に対する制酸作用などをあらわす
    • 本剤はカルシウムを含有する製剤で、製剤毎の特徴などによって色々な疾患・症状に使用する
  • 本剤は主に有機酸系カルシウム製剤と無機系カルシウム製剤に分かれる
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インスリン製剤

  • インスリンを体内に投与することで、血糖値を下げ糖尿病による合併症を防ぐ薬
    • 糖尿病は血糖値が高い状態で、この状態が続くと様々な合併症を引き起こす
    • インスリンは血糖を下げるホルモン
  • インスリン製剤はインスリンアナログ製剤とヒトインスリン製剤に分かれる
  • インスリン製剤は作用発現時間や作用持続時間などにより以下の種類に分かれる
    • 超速効型:作用発現時間が10〜20分、作用持続時間は3〜5時間で「食直前に投与」
    • 速効型:作用発現時間は30分〜1時間、作用持続時間は5〜8時間で「食前30分に投与」
    • 持効型:作用持続時間は約24時間又はそれ以上で、継続使用時に明らかなピークが見られないため、中間型に比べてよりスムーズに基礎分泌を補いやすいメリットが考えられる
    • 中間型:作用発現時間は30分〜3時間、作用持続時間は18〜24時間(同じ中間型でも製剤によっては作用持続時間に開きがある場合もある)
    • 混合型:超速効型又は速効型に、一定量の添加物を加えたり中間型を組み合わせた製剤(超速効型又は速効型の配合割合が複数存在する)
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電解質異常(総論)の経過と病院探しのポイント

この病気かなと感じている方

電解質異常とは一つの病気の名前ではなく、高ナトリウム血症低ナトリウム血症、またナトリウムではなくカリウムやカルシウムといった電解質ミネラル)の過不足を指した言葉です。それぞれで治療法が変わってきます。

上記のような症状に該当してご心配な方は内科の総合病院の内科での受診をお勧めします。その際には、どういう状況なのか(健康診断で電解質異常が判明したのか、何らかの症状があって電解質異常ではないかと自分で考えているのかなど)を正しく伝える必要があります。

電解質異常そのものを治療するだけでなくその原因となった病気を治療しなければなりませんので、腎臓の病気であれば腎臓内科、副腎の病気ならば内分泌代謝科など、原因が判明次第、実際には各科が担当になることがほとんどです。

電解質異常の診断は血液検査で行います。その上で、追加で行う検査としては様々ですが、尿検査、心電図頭部CT腹部CT腹部エコーなどのうちいくつかが必要となることが多いです。これらの検査が行える、総合病院の内科を受診することをお勧めします。


この病気でお困りの方

軽症であれば内服薬で様子を見ながら通院で治療することもありますし、重症の場合には意識障害やけいれん、心臓発作などの症状が出ますので入院となります。

電解質異常の原因によっては手術が必要となったり、特別なホルモンの検査が必要となったりします。これは比較的まれなパターンではありますが、そのようなケースでは手術が行える施設を備えた病院や経験の豊富な大学病院を紹介受診(または入院中の転院)することがあります。詳しくはそれぞれの電解質異常のページもご参考になさってください。





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