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合指症

合指症の基礎知識

合指症とは?

  • 生まれつき、隣り合った指の一部または全てがくっついてしまっている状態
  • 一般に胎児の手は、お腹の中で最初は1つにくっついており、その一部に裂け目が生じることにより手指ができる
    • その分離が不十分な場合に、合指症が生じる
  • 人口1000~2000人に1人の割合で発症する
  • 手では、中指と環指(薬指)がくっついていることが多い
  • 足の指では、親指から数えて2番目と3番目の間に多い
  • 皮膚性合指と骨性合指にわけられる
    • 皮膚性合指:皮膚と筋肉だけがくっついている
    • 骨性合指:骨までくっついている

症状

  • 指が合わさってしまうことによる指の不自由
    • 特にものをつかみにくい

検査・診断

  • レントゲンX線写真)検査:指の軟部組織や骨の形を調べる
  • 他に生まれつきに持っている異常がないか調べることも重要

治療

  • 子どもの手の手術をやっている専門科(形成外科や小児外科など)を受診し、手術ができるかどうか、また手術を行う時期について相談する
  • 合わさった指の分離および指の間の植皮術を行う
    • 植皮には鼠径部、くるぶしの外側、足の裏の皮膚を使用することが多い
    • 植皮を行った場合には、原則としてギプス固定は1週間、その後リハビリテーションを開始する
  • 腱移行(指の筋肉の腱を手術でつなぎなおすこと)や、関節を作る必要がある場合には2~3週間のギプス固定を行う
  • 皮膚の欠損範囲が大きく、術後に手指が拘縮する可能性が高い場合には、装具の装着を6か月程度継続する




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