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子宮破裂

子宮破裂の基礎知識

子宮破裂とは?

  • 妊娠、出産時に子宮が裂けたり破けたりする状態
    • 子宮の内側だけが裂ける場合と、外側まで破けてしまう場合など、重症度は様々である
  • 過去に子宮の手術を受けた人の妊娠(子宮筋腫や帝王切開など)や子宮収縮薬の使用によって起こる
  • 全妊娠の0.1%程度以下に起こると考えられている

症状

  • 破裂の程度によって症状は異なる
  • 母体の症状
    • 腹部の激痛
    • 分娩が止まってしまう
    • 出血
      ・出血がひどいとDIC出血性ショックになる
      ・母子ともに命に関わる状態になりうる

検査・診断

  • 超音波検査:子宮破裂による出血や、子宮の形を調べる
    • お腹から当てる腹部超音波検査と、経腟超音波検査(腟の中に入れて行う超音波検査)がある
  • CTG(胎児心拍陣痛図):分娩進行中であれば胎児の心音の低下がみられることがある

治療

  • 子宮破裂に対しては緊急の治療が必要
    • 出血性ショックが起きていれば、緊急で輸血や昇圧剤の投与を行う
    • その上で、できるだけ早く手術を行い、胎児を取り出して止血する
  • 破裂した子宮は、裂けた部分を縫って子宮を温存する場合と、子宮を取り除いてしまう場合がある
    • 止血が難しく、命に関わるような状態では子宮を取り除く




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