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胎児水腫

胎児水腫の基礎知識

胎児水腫とは?

  • 様々な原因により、胎児のむくみが非常に強い状態になること
  • 主な原因
  • 子宮内や出生後まもなく死に至る危険性が高く、分娩時期の適切な判断が重要

症状

  • 主な症状
    • 全身のむくみ
    • 胸水腹水・心のう液(心臓の周りの液体)の増加
  • 母体にも胎児と同じように全身のむくみが現れることもある

検査・診断

  • 妊娠中の胎児超音波検査により診断される
    • 全身のむくみや、胸水腹水などから診断される
  • 原因精査のため、羊水検査や臍帯穿刺による胎児の血液検査が必要になることもある

治療

  • 胎児水腫そのものに対する治療はなく、週数や胎児の状態から分娩の時期を決定することが最も重要
  • 出生後は児の循環管理が不可欠となる
  • その他原因に応じた治療
    • 不整脈が原因の場合
      ・母に不整脈の治療薬を使用:薬が胎盤を通して胎児に届く
    • 貧血が原因の場合
      ・輸血:母のお腹から輸血用の針をへその緒に刺して、胎児に輸血する
    • 双胎間輸血症候群が原因の場合
      ・胎盤表面にある血管(双子の間を繋いでいる血管)を焼いて、2人の胎児の胎盤を別々にする




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