医師たちがつくる病気事典メドレー

頚のう胞

頚のう胞の基礎知識

頚のう胞とは?

  • 甲状腺周囲の首の中央や側面に袋状のこぶができる、生まれつきの病気
    • 本来は出生前に退化する管が、退化せずにのう胞となる
  • 人口10万人に1人
    • 病気のなりやすさに男女差はない
  • 腫れは20〜40歳代になってから気付く場合が多い
  • 分類

症状

  • 首の周辺にこぶができる
    • 皮膚の下に嚢胞ができることでこぶとなる
  • 細菌感染などによって炎症を伴うと発熱や痛みが出る

検査・診断

  • 触診
  • CT検査
  • MRI検査
  • 超音波検査

治療

  • 基本的な治療方針
    • 基本的に急性炎症期(赤く腫れあがった時期)は手術を行わない
    • ある程度炎症が治まってからのう胞の摘出が行われる
  • のう胞を摘出する手術を行う
    • のう胞を完全に摘出できれば再発は少ないが、完全摘出が難しい場合が多い
    • 再発防止のために、多くの場合舌骨の一部も一緒に切除する
      ・舌骨をとっても10%程度は再発するので注意が必要




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