医師たちがつくる病気事典メドレー

エプスタイン病

エプスタイン病の基礎知識

エプスタイン病とは?

  • 心臓の三尖弁と呼ばれる右心房右心室をつなぐ弁の位置が、心臓の先端側に大きくずれてしまう先天性の病気
  • 生まれつきの心臓の形の異常の一つ
  • 先天性心疾患の約0.5%程度とまれな病気
  • 難病に指定されており、申請を行えば医療費の補助を受けることができる

症状

  • 主な症状
    • 三尖弁逆流(三尖弁を通る血液が正しい向きだけでなく、逆流してしまうことがある)が強く、右心室の力が正しく発揮できなくなってしまう
    • 心臓の血液を送り出す効率が悪くなってしまうため、全身の酸素が不足する
    • それによって、呼吸が苦しくなったり、息切れがしたりする
  • 軽症であれば無症状の場合もある

検査・診断

  • 心臓超音波検査三尖弁の位置の異常を調べる
  • 手術が必要な場合に行う検査
    • 冠動脈造影検査:心カテーテルを使って、心臓の動きを調べる

治療

  • 基本的な治療方針
    • 治療方針の決定はその重症度によるので、しばしば専門家である循環器小児科医によってなされる
  • 主な治療
    • 不整脈が頻発する場合は内科的治療またはカテーテルによる焼灼(アブレーション)術が行われる
  • 下記の場合には弁成形術あるいは弁置換手術などの手術が行われる
    • 日常生活が制限される場合
    • 心胸比65%以上の高度な心臓の拡大がある場合
    • 高度のチアノーゼがある場合




version 7.4(β)
本サービスにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。本サービス上の情報や利用に関して発生した損害等に関して、弊社は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
©Medley, Inc. All Rights Reserved.