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白板症

白板症の基礎知識

白板症とは?

  • 口の粘膜の表面が角化し、白く変化した、口腔がんの一歩手前の状態
  • 主な原因
    • 喫煙やたばこによる刺激
    • 義歯が当たるなどの慢性的な刺激
    • ビタミンAやBの不足や体質が関係するといわれている
  • 舌にできるとがんに移行しやすい
  • 他に診断可能な疾患に分類される場合は「白板症」とは診断しない

症状

  • ものが当たると痛かったり、口の中にできると食べ物がしみたりする
  • 発生しやすい部位と特徴
    • 主に舌の側面に多く発生する
    • その他、口の中の粘膜などに発生する
    • 不規則な形をしていてふやけたように見える
    • 硬い
    • こすってもはがれない
    • 白色

検査・診断

  • 組織診がんであるかを調べる
    • がんと鑑別するために行われることが多い

治療

  • 主な治療
    • 薬物療法
      ビタミンAの摂取
    • 手術:がん化する可能性のあるものは外科的に切りとる
      ・切除
      ・凍結外科療法
      ・レーザー照射
    • 喫煙習慣のある場合は禁煙厳守
  • 長期的な経過
    • 長年かかってがん化することもあるので、長期的に経過観察する必要がある

白板症に関連する治療薬

エトレチナート製剤

  • ビタミンAと類似した化学構造をもち、皮膚や粘膜を正常に保つ作用などにより皮膚角化異常症などを改善する薬
    • 乾癬や魚鱗癬などの皮膚角化異常症は免疫異常などによっておこるとされている
    • ビタミンAによる皮膚や粘膜を正常に保つ作用により乾癬などの皮膚角化異常症における改善効果が確認されている
    • 本剤はビタミンAと類似した化学構造を持つレチノイドいう物質の一つで皮膚角化異常症などへの改善作用をあらわす
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