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脂肪肉腫

脂肪肉腫の基礎知識

脂肪肉腫とは?

  • 脂肪を含んだ細胞が悪性化した悪性腫瘍がん
    • 体全体に発生するが、太ももに多い
  • 主な原因
    • 遺伝性があるという報告がある
    • 粘液型脂肪肉腫では、染色体の異常が関係していると言われている
  • 軟部肉腫の9.8〜18%を占める
    • 30〜60歳の男性にやや多い
  • 分類
    • 顕微鏡検査の所見によって大きく4つに分類される(悪性度が低い順)
      ・高分化型脂肪肉腫
      ・粘液型脂肪肉腫
      ・多形型脂肪肉腫
      ・脱分化脂肪肉腫

症状

  • 手足や体の表面に、急に大きくなる腫瘤(こぶ)ができる
    • 腫瘤はゆっくりと成長し、痛みはほとんど自覚されない
    • 15cmくらいの大きさで発見されることもある
    • 神経を圧迫すると、手足の麻痺頻尿便秘、足のしびれなどの症状が出現することもある
    • 骨盤腔内に発生した場合、周囲の器官を圧迫するため、さまざまな症状が現れる
  • 進行すると、がんの細胞が血液やリンパ液の流れに乗ってほかの臓器に転移する
    • 肺への転移が最も多い

検査・診断

  • 画像検査:腫瘍の有無、大きさや位置などを調べる
    • レントゲン検査
    • CT検査
    • MRI検査
  • 組織診:脂肪組織の一部を切り取りか針をさすことで、脂肪組織にできた腫瘍ががんでないか調べる
    • この検査で詳しく腫瘍の様子を診ることで診断に至る

治療

  • 基本的な治療方針と治療方法
    • 原則的には手術による治療が行われる(腫瘍広範切除術という手術法が原則)
    • 切除手術で腫瘍を摘出しきれなかった場合や、切除ができない場合には、放射線療法化学療法(分子標的薬を含む)が行われる
  • 長期的な経過
    • 病気のタイプにより想定される経過が変わる
      ・分化型が最も経過が良いと言われている
    • 腫瘍が切除された後も、定期的な受診や検査など経過観察が続けられる




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