じんましん
じんましん(蕁麻疹)
皮膚が赤く腫れ、短時間で消える症状。原因はアレルギー、物理的刺激、発汗など。市販薬にもある抗ヒスタミン薬の飲み薬が有効。原因不明で長引く場合もある
16人の医師がチェック 245回の改訂 最終更新: 2024.03.08

じんましん(蕁麻疹)の詳細情報

じんましん(蕁麻疹)は、15%から20%くらいの人が一度は経験します。誰にでもある日突然出る可能性があります。蕁麻疹が命の危険になることはほとんどないですが、皮膚の症状なので美容上気になりますし、かゆみがあることも多く、生活の負担になってしまいます。このサイトでは、蕁麻疹の原因、治療法、生活上の注意などを詳しく説明しています。

じんましん(蕁麻疹)の症状

蕁麻疹の症状の特徴は、赤い皮膚(紅斑)と膨隆する皮膚(膨疹)です。多くの場合、皮疹に掻痒感(かゆみ)を伴います。ここでは、蕁麻疹の症状とその特徴について解説します。

じんましん(蕁麻疹)の治療

蕁麻疹の治療の主な目的は、皮疹やそれに伴う痛みやかゆみを治すことです。治療では様々な薬(抗ヒスタミン薬やステロイドなど)を使います。また、蕁麻疹が重症化して、命の危険性がある場合は、救命治療を行うこともあります。ここでは、蕁麻疹の治療法について解説します。

医者から特にお伝えしたいこと

蕁麻疹の症状は、かゆみや見た目からQOL(quality of life、生活の質)を低下させてしまいます。蕁麻疹を長引かせず、そして蕁麻疹を再発させない方法について説明していきます。

じんましん(蕁麻疹)の典型的な例

蕁麻疹は、いつ誰に出てもおかしくありません。体調や環境など、原因はいたるところにあります。かゆみや痛みの症状は非常につらいものです。蕁麻疹が出たらどうすれば良いのか、架空の症例をもとに考えていきましょう。

じんましん(蕁麻疹)の種類・原因

蕁麻疹は、「多くの場合かゆみを伴う膨疹(膨らみを持つ皮膚の変化)や紅斑(皮膚の赤くなる変化)」と定義されます。つまり、かゆみと皮膚が膨らむ変化を認めた場合、蕁麻疹を発症しているのではないかと疑うことになります。また、蕁麻疹の起こり方は様々であり、それぞれにいろいろな原因が関係しています。ここでは、蕁麻疹の種類や原因について詳しく解説します。

じんましん(蕁麻疹)の診断

蕁麻疹は見た目で診断をつけることが多く、補助的な検査として血液検査が行われます。その際、蕁麻疹を発症したタイミングや持続時間なども大事な情報です。ここでは、蕁麻疹の診断について解説します。