きゅうせいこうまくかけっしゅ
急性硬膜下血腫
ケガなどが原因で、硬膜と脳の間のスペースで出血する病気。出血量が多くなり脳を圧迫すると、手足の動かしづらさや意識が悪いといった症状があらわれる
12人の医師がチェック 89回の改訂 最終更新: 2018.03.01

Beta 急性硬膜下血腫についての医師コメント

迅速に手術が行われても重篤な後遺症が残ったり、命を落とし得る重症な疾患です。
手術を行った後も、圧迫されていた脳が腫れてきたり、同時に受傷した他の部位の治療を行ったりするため集中治療の継続が必要となります。

脳は一旦受けたダメージが完全に回復することはないため、治療後に残った後遺症とはご家族も巻き込んで長い付き合いになります。残る障害の内容や程度につきよく説明を受けて下さい。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.03.11

急性硬膜下血腫という診断でも、その原因(交通事故、転落など)や、年齢(高齢の方が予後が悪い)や合併疾患・内服薬、頭部以外の状況によって、ベテランの救急医でも判断に迷うことがあります。血腫があるから手術という疾患(外傷)ではありません。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.03.05