たはつせいきんえん、ひふきんえん
多発性筋炎、皮膚筋炎
筋肉の炎症(筋炎)により、筋肉に力が入りにくくなったり、筋肉を動かすと痛くなる病気
9人の医師がチェック 116回の改訂 最終更新: 2022.08.21

Beta 多発性筋炎、皮膚筋炎についての医師コメント

筋肉や皮膚以外の症状として間質性肺炎を起こすことも多く、全身をくまなく調べ、早期に適切な治療を行うことが必要な病気です。
入院による治療がおわっても、筋力の低下は徐々にしか回復しないため、急に今まで通りの生活に戻ることは難しく、家族のサポートが必要となってきます。
病気や、治療薬の副作用をしっかり理解することが大事です。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.03.09

・一口に「筋炎」と呼ばれる病気は、実際は幾つかの種類に分かれています。現在も研究がなされており、今後少しずつ概念が変わってくるかもしれません。

・筋炎の種類によって、薬の効きはかなり変わってきます。ただし良く効いても数カ月単位の長期戦になることは珍しくありません。

・落ちた筋力を、決して筋トレで鍛えて取り戻そうとしてはいけません!筋肉が(顕微鏡レベルでですが)壊れやすい病気ですので、いたわることが大切です。健常者なら何ら問題ないレベルの日常的な動作ですら、筋炎の方の筋肉には過剰な負担をであることもよくあります。あせらず、ゆっくりと。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.03.06