のうしゅよう
脳腫瘍
脳腫瘍とは、頭蓋骨の内側にできた腫瘍の総称。良性のものや悪性のものなど、色々なタイプがある
17人の医師がチェック 264回の改訂 最終更新: 2018.08.05

Beta 脳腫瘍についての医師コメント

「脳腫瘍」と言うと、何か恐ろしい病気のように感じる方が多いと思います。
しかしながら脳腫瘍の中には、若い時に発見されてもそのまま何の影響もなく、天寿をまっとうできるような良性腫瘍も多くあります。その一方で、命に関わる悪性腫瘍も確かにあります。
脳腫瘍の診断を受けた場合には、不必要に心配しすぎる前に、まずは落ち着いて追加の検査へ進むようにしましょう。場合によっては、追加の検査をするまでもなく「これはほぼ間違いなく良性腫瘍です」と言えるようなケースもあります。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.03.10

脳ドッグで紹介されることが多いです。MRI、CTなどから良性腫瘍の疑いが強ければ症状の有無、腫瘍のある部位の危険度(運動野、脳幹など)に応じて外科治療を検討します。悪性腫瘍の疑いが強い場合は、まず転移性脳腫瘍の可能性を考慮して全身の悪性腫瘍を検索します。それらがなければ原発性の脳腫瘍と考えて、外科治療(摘出、生検)の後、追加治療(化学放射線療法)を行うことが多いです。


匿名協力医師
実際の治療例
2015.02.23