せっしょくひふえん
接触皮膚炎(かぶれ)
刺激物やアレルゲンによって引き起こされる皮膚の炎症の総称。いわゆる「かぶれ」のこと
9人の医師がチェック 43回の改訂 最終更新: 2020.07.24

接触皮膚炎(かぶれ)のよくある疑問点について

接触皮膚炎が起きてしまったら、治った後も原因物質と触れないようにすることが重要です。赤ちゃんの場合は肌が敏感なのでおむつをしていることがかぶれの原因になることがあります。おむつでかぶれが起きた場合には、おむつの交換回数を増やしたり、おしりを清潔にするようにしてください。

1. 接触皮膚炎が起きたら金属アクセサリーはつけられない?

接触皮膚炎の症状がなくなった後も、再発を防ぐために原因物質と触れないことが重要です。接触性皮膚炎が金属アクセサリーで起きてしまった場合には、原因金属が含まれるアクセサリーと肌が触れないようにする必要があります。

例えば、ピアスのように皮膚と触れてしまうアクセサリーの場合には身につけることができませんが、ブレスレットやネックレスなどは服の上から装着できるので、このようなひと工夫で身につけることができる場合があります。

2. 接触皮膚炎の症状は個人差がある?

接触皮膚炎は個人差がある病気です。少し皮膚にかゆみがでる程度の人もいれば、ただれてしまうほどの重症になる人もいます。

また、接触皮膚炎を起こす原因物質も人により異なります。ただ、もし一度でも、接触皮膚炎を起こした原因物質があるようであれば、その物質に触れることで再度接触皮膚炎を起こす可能性が高いので、以降は触れないようにすることが大切です。

3. おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)とは?

赤ちゃんの肌は敏感なので、おむつが原因で接触皮膚炎を起こすことがあり、「おむつかぶれ」と呼ばれます。もし赤ちゃんに以下のようなサインがあれば、おむつかぶれを起こしている可能性があります。

  • おむつをしている場所が赤くなったり、ぶつぶつができたりする
  • おむつ替えの時に機嫌が悪くなる
  • お風呂の時にお湯をお尻にかけると泣き出す
  • 痒そうに身体をよじらせている

おむつかぶれは赤ちゃんに良くある病気です。赤ちゃんは症状を伝えることができないので、様子がおかしいなと思ったら、かぶれを起こしていないか注意して見てあげてください。

4. おむつかぶれの対応について

もし、おむつかぶれが起きてしまった場合には以下の対応をとるようにしてください。

  • おむつの交換回数を増やす
  • 入浴したり、おしりを洗って清潔にする
  • おしりをゴシゴシ洗うとその刺激が原因で皮膚炎になってしまうので、ぬるま湯を含ませた柔らかい布などで優しく拭くようする

おむつかぶれは尿や便による刺激や、おむつのむれで細菌が繁殖することで起こります。おむつの中を清潔に保つことは、おむつかぶれの対応として非常に大切です。

また、市販のベビーワセリンや亜鉛華軟膏といった塗り薬は、尿や便から赤ちゃんの皮膚を保護する作用があります。おしりを綺麗にした後に優しく塗るようにしてください。

もし、上記対応により改善が乏しい場合には、カビによるおむつかぶれを起こしている可能性があります。そのような場合には医療機関を受診し、お医者さんと相談するようにしてください。

5. 接触皮膚炎の時は何科を受診すれば良いか

もし、接触皮膚炎かなと思ったら、皮膚科を受診するようにしてください。治療に必要な塗り薬の処方や、原因物質の特定に有用なパッチテストを受けることができます。おむつかぶれや子どものかぶれについては小児科でも診療を行っています。