野球肘の症状について:肘の痛み、動かしにくさなど
野球肘は成長期の過剰な投球や、不適切なフォームによって
1. 野球肘の主な症状
成長期にボールを投げすぎることが野球肘の主な原因です。野球肘でよく出現する症状には以下のようなものがあります。
【野球肘の主な症状】
- 投球時の肘の痛み
- 投球後の肘の痛み
- 肘を押した時の痛み
- 肘の動かしにくさ など
上記のような症状が出たときは、無理をして投球を続けないようにしてください。軽度の野球肘(リトルリーグ肘など)であれば、1-2ヶ月安静にすれば
また、症状を繰り返す人や、高いレベルで本格的に野球を継続するつもりがある人では特に、早めに整形外科を受診することをお勧めします。大した症状ではなくとも、初期の野球肘を発見することで今後の対策を立てられます。
整形外科であれば野球肘の診断は可能ですが、整形外科のお医者さんの中にも
2. 野球肘に関連した症状
野球肘の主な症状は上に挙げた通りですが、野球肘では以下のような症状が出ることもあります。
【野球肘に関連した症状】
- 肘が腫れる
- 小指や薬指が痺れる
- 腕全体が痛い、重だるい など
野球肘では肘の骨や
小指や薬指の痺れについては肘から遠い部位ではありますが、肘を通っている
その他、首から肩につながる血管や神経が圧迫されることにより、手や腕全体に症状が出ることもあります(胸郭出口症候群)。