きんちょうがたずつう
緊張型頭痛
頭や、後頭部、首の筋肉が緊張することによって起こる頭痛
15人の医師がチェック 106回の改訂 最終更新: 2022.02.24

緊張型頭痛

肩や首がこった時に頭痛を感じることは多くの人が経験があるかもしれません。その頭痛が緊張型頭痛です。肩こりから起こる頭痛などと呼ばれていますが、ストレスや睡眠不足なども原因になります。主な症状は頭痛ですが、めまいや吐き気を感じることもあります。診断には問診が重要で治療は痛み止めの内服薬などが使われます。筋肉のこりが原因になるため、こりをほぐすようなマッサージや生活習慣の改善も効果的です。ここでは緊張型頭痛について全体的なことを説明します。

緊張型頭痛とはどんな病気?:症状、原因、検査、治療など

肩や首がこった時に頭痛を感じることは多くの人が経験があるかもしれません。その頭痛が緊張型頭痛です。肩こりから起こる頭痛などと呼ばれていますが、ストレスや睡眠不足なども原因になります。主な症状は頭痛ですが、めまいや吐き気を感じることもあります。診断には問診が重要で治療は痛み止めの内服薬などが使われます。筋肉のこりが原因になるため、こりをほぐすようなマッサージや生活習慣の改善も効果的です。ここでは緊張型頭痛について全体的なことを説明します。

緊張型頭痛の症状には何がある?:後頭部の痛み、めまい、肩こり

緊張型頭痛の症状は後頭部や頭全体の痛み、ふわふわするめまい、肩こりなどです。気持ち悪さを軽く感じることはありますが、激しく吐くことはありません。光を眩しく感じたり、音がうるさく聞こえたりすることがあります。ズキズキする痛みや片方のこめかみの痛み、おでこの痛みなどは起こりにくいです。ここでは緊張型頭痛の症状と、痛みの続く期間や痛みが起こりやすい時期などとともに、症状が似ている片頭痛や群発頭痛との違いを説明します。

緊張型頭痛の原因には何がある?:肩こり、睡眠不足、ストレスなど

緊張型頭痛の主な原因は肩こり、睡眠不足、ストレスです。ストレスは精神的なストレスのみではなく、肉体的なストレスによる疲れなども原因になります。睡眠不足やストレスが多い状況では、痛みに過敏に反応するようになり頭痛の悪循環を引き起こすと言われています。緊張型頭痛を起こす肩こりの原因には悪い姿勢や眼精疲労などがあります。ここでは緊張型頭痛の原因についてみていきます。

緊張型頭痛を診断するための検査は何をする?

緊張型頭痛を診断するために最も重要な検査は問診です。画像検査よりも頭痛の起こり方や持続期間、痛みの場所、どのような痛みかの方が診断には重要です。頭が痛いと怖い病気でないか心配になり「CTやMRIを撮ってほしい」と思うかもしれませんが、画像の検査で診断できる頭痛はごく一部です。身体診察では手足の動かしにくさや痺れがないことを確認して、頭や首の筋肉を押した時の痛みを観察します。問診や身体診察などを元に画像検査を行った方がいいと判断された場合には画像検査を行います。診断基準に基づいて分類して治療を行います。ここでは診断のための検査や、検査に基づいた頭痛の分類について説明します。

緊張型頭痛の治療には何がある?:痛みを治す治療と予防する治療

緊張型頭痛の治療には発作時の痛みを抑える治療と、発作が起こらないように予防する方法があります。頭痛が起こる回数が少ない場合には、市販薬や病院で処方してもらう痛み止めで対処します。頭痛の回数が多く日常生活で困る場合には薬を使って予防を行います。筋肉の緊張が原因になるため、首をほぐすために温めたり体操をしたり、リラックスしたりすることは簡単に行えて効果的な治療方法です。ここではそれぞれの治療について説明します。

知っておくべき緊張型頭痛の注意点:日常生活や食事など

緊張型頭痛の様々な疑問、食事や飲み物と症状の関連、日常生活の注意点などについて説明します。様々な疑問では緊張型頭痛が治るのか、効果のあるツボはあるのかなどについて説明します。食事や飲み物に関しては飲酒や食べ物との関連について説明します。日常生活に関しては、頭痛の原因になる姿勢、頭痛を改善させる運動、入浴との関連などについて説明します。