しざめつそう
指挫滅創
外力による、指の擦過傷や圧挫傷(つぶされた状態)のこと
7人の医師がチェック 82回の改訂 最終更新: 2017.12.06

指挫滅創の基礎知識

指挫滅創について

  • 外力による、指の擦過傷や圧挫傷(つぶされた状態)のこと
    • 指を押し潰すような強い力が加わることで引き起こされる
  • プレス機械や重機操作時の事故、外傷が原因で起こる
  • 男性に多い

指挫滅創の症状

  • 指を動かすことができない
  • 指からの大量出血
  • 傷口がむき出しになり、感染症を引き起こしやすい
  • 治療後の後遺症として以下の症状が現れる場合がある
    • 運動障害(指の曲がりにくさ、など)
    • 感覚のにぶさ

指挫滅創の検査・診断

  • レントゲン:骨折の程度や転位(骨のズレ)を調べる

指挫滅創の治療法

  • 軽症の場合
    • 傷口をよく洗浄し、必要があれば縫合をする
  • 手術
    • 手指形成術:指の形を復元する
    • 屈筋、伸筋腱縫合術:指を曲げ伸ばしするスジをつなぎ合わせる
    • 血管縫合術:切れた動脈や静脈をつなぎ合わせる
    • 神経縫合術:切れた神経をつなぎ合わせる
    • 骨も必要であればワイヤー(鋼線)などで固定する
  • 手術後2-3週間は動かすことができない
  • 傷口が感染を起こした場合、治療は長引くことが多い

指挫滅創の経過と病院探しのポイント

指挫滅創でお困りの方

挫滅創とは、鋭利な切り傷ではなく、えぐれるような傷のことを指します。指の上に重い物を落としたり、指を機械に巻き込まれたりしたときに生じやすい外傷です。このようなケガがある方は外科のクリニックの受診をまずお勧めします。損傷の程度が強く、指がちぎれかけている(離断しそうな)時には、形成外科による治療が必要となります。形成外科があるのは、ある程度以上の規模の総合病院が中心のため、受診前に確認されるのが良いでしょう。

指挫滅創の診断は見ればすぐにつきますが、病院では骨折がないかを確認するためにレントゲンの検査を行うことが多いです。明らかに骨折がなく皮膚の損傷だけが問題そうであれば、一般的な外科のクリニックで対応可能です。骨折の確認が必要そうな場合には整形外科のクリニックであればレントゲンがあってかつ皮膚の縫合処置も受けられるところもあります。しかし整形外科クリニックでは縫合のような処置に対応していないところもありますので、事前に問い合わせをするか、総合病院の外科や救急科を受診するのも良いでしょう。

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