かんのうほう
肝のう胞
肝臓の中に液体の溜まった袋(のう胞)ができる病気。悪性化することはなく、基本的に治療の必要性もない
5人の医師がチェック 110回の改訂 最終更新: 2022.09.22

肝のう胞

肝のう胞とは肝臓の中にできる袋状の病変です。袋の中は液体で満たされています。肝のう胞があってもほとんどの人は症状を感じず、身体に悪い影響もありません。しかし、まれに症状を生じたり治療が必要になることがあります。このページでは肝のう胞の概要について説明をします。

肝のう胞とはどんな病気なのか:症状、検査、治療など

肝のう胞とは肝臓の中にできる袋状の病変です。袋の中は液体で満たされています。肝のう胞があってもほとんどの人は症状を感じず、特に身体に悪い影響もありません。しかし、まれに症状を生じたり治療が必要になることがあります。このページでは肝のう胞の概要について説明をします。

肝のう胞の症状について:ほとんどが無症状

肝のう胞は肝臓にできる袋状の病変で、なかに液体が溜まっています。肝のう胞があっても症状を感じることはまずありません。しかし、ごくまれに肝のう胞に感染、出血などが起こると症状が現れる人がいます。また、肝のう胞が多発している人のなかには、腎臓にも「のう胞」がたくさんあって腎不全の症状が生じる人もいます。このページでは肝のう胞でどのような症状が現れるのか説明をします。

肝のう胞の検査について:腹部エコー検査、腹部CT・MRI検査など

肝のう胞があっても症状が現れる人はほとんどいません。このため、症状をきっかけに肝のう胞がみつかることはまれで、健康診断の超音波検査などで思いがけずみつかる人がほとんどです。このページでは、肝のう胞の検査について説明をします。

肝のう胞の治療について:ほとんどの人に治療は必要ない

肝のう胞があってもほとんどの人には症状がなく、治療の必要がありません。しかし、ごくまれに症状を生じたり治療を必要とする肝のう胞もあります。このページでは、肝のう胞の治療について説明をします。

肝のう胞のよくある質問:放っておいていいのか? 精密検査の費用は?

肝のう胞は肝臓にできる液体の入った袋状の病変です。ほとんどの人で症状はなく、治療の必要もありません。しかし、まれに、症状を生じたり治療が必要な肝のう胞もあります。肝のう胞がみつかった人からよくある質問について答えます。