けいのうほう

頚のう胞

首の中央や側面にこぶができる、生まれつきの病気

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5人の医師がチェック 97回の改訂 最終更新: 2016.10.04

頚のう胞の基礎知識

頚のう胞について

  • 甲状腺のどぼとけのすぐ下にある、人体で最大の内分泌腺(ホルモンを出す臓器)。甲状腺ホルモンを分泌する周囲の首の中央や側面に袋状のこぶができる、生まれつきの病気
    • 本来は出生前に退化する管が、退化せずにのう胞体の表面や内部にできる、主に水分が溜まった袋状の構造物。多くの場合良性であり治療は必要ないとなる
  • 人口10万人に1人
    • 病気のなりやすさに男女差はない
  • 腫れは20〜40歳代になってから気付く場合が多い
  • 分類

頚のう胞の症状

  • 首の周辺にこぶができる
    • 皮膚の下に嚢胞体の表面や内部にできる、主に水分が溜まった袋状の構造物。多くの場合良性であり治療は必要ないができることでこぶとなる
  • 細菌感染症を起こす微生物の1つ。ウイルスと比較して10-100倍の体の大きさをもつ感染などによって炎症体の免疫が防御反応を起こしている状態。原因は、感染、けが、免疫の異常(アレルギーなど)と様々。免疫が強く反応することで、熱、腫れ、痛みなどが出るを伴うと発熱や痛みが出る

頚のう胞の検査・診断

  • 触診
  • CTX線(放射線)を用いて、体の内部を画像化して調べる検査検査
  • MRI磁力(電磁波)を用いて、脳や内臓、筋肉、骨などの組織を詳しく調べる検査検査
  • 超音波検査空気の細かな振動である超音波を使った画像検査。体の奥の血管や臓器を観察することができる

頚のう胞の治療法

  • 基本的な治療方針
    • 基本的に急性炎症体の免疫が防御反応を起こしている状態。原因は、感染、けが、免疫の異常(アレルギーなど)と様々。免疫が強く反応することで、熱、腫れ、痛みなどが出る期(赤く腫れあがった時期)は手術を行わない
    • ある程度炎症が治まってからのう胞体の表面や内部にできる、主に水分が溜まった袋状の構造物。多くの場合良性であり治療は必要ないの摘出が行われる
  • のう胞を摘出する手術を行う
    • のう胞を完全に摘出できれば再発は少ないが、完全摘出が難しい場合が多い
    • 再発防止のために、多くの場合舌骨の一部も一緒に切除する
      ・舌骨をとっても10%程度は再発するので注意が必要

頚のう胞のタグ


頚のう胞に関わるからだの部位