てあしくちびょう
手足口病
子供におこるウイルス感染症の一つ。口や手足にぶつぶつができる
17人の医師がチェック 188回の改訂 最終更新: 2023.12.04

手足口病の診断と治療はどんなことをするの?

手足口病は、症状の経過と水ぶくれの様子で総合的に診断します。5歳以下の子供に多く、夏に多いことが重要な手掛かりになります。
手足口病に対するワクチンや特効薬はありません。そのため、症状を楽にする治療が主になります。

手足口病に似た病気:ヘルパンギーナ、プール熱、水ぼうそうなど

手足口病は、経過と水ぶくれの様子で総合的に診断します。5歳以下の子どもに多く、夏に多いことが重要な特徴です。似た病気のヘルパンギーナ、プール熱、水ぼうそうと見分けて手足口病を診断するポイントを説明します。

手足口病のかゆみ・痛み・発熱に対する薬

手足口病を根本的に治す薬はありません。そのため、症状を楽にする目的で治療を行います。よく使われるのは抗ヒスタミン薬です。塗り薬(外用剤)と飲み薬があります。高熱でつらいときにはアセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬が役に立ちます。ここでは、手足口病に使う主な薬の特徴と注意点について説明します。