じりつしんけいしっちょうしょう
自律神経失調症
自律神経のバランスが崩れた際に起こる症状の総称。めまいや耳鳴り、頭痛など様々な症状が出現する
18人の医師がチェック 245回の改訂 最終更新: 2022.12.26

自律神経失調症はどんな病気?原因と対処法

自律神経失調症で苦しんでいる人はたくさんいます。治療には時間がかかりますが、その原因を知って対処法を実践すれば、少しずつ良くなっていきます。自律神経失調症の原因と対処法について詳しく説明しますので、ぜひご覧ください。

自律神経失調症は、血液検査やレントゲン検査では異常が出にくい病気です。だるさや痛み、ふらつきなど、他人の目からはわかりにくい症状が多い病気でもあります。そのため周りの人には辛さが理解されず、孤独感を感じたり、落ち込んだり、苦しんだりといった悪循環に陥りがちです。

だからこそ、自律神経失調症を理解することで、「気のせいではないんだ」、「自分の心がほかの人より弱すぎるからではないんだ」と少し気が楽になることもあるのではないでしょうか。自律神経失調症の原因にもなるストレスのことを知って、自分でもできる対処法を実践していきましょう。

自律神経失調症とはどのような病気か:交感神経と副交感神経の役割、原因となるストレス、ホルモンバランス、病気など

自律神経には交感神経と副交感神経のふたつがあります。このふたつの神経がうまくバランスを取りながら、心臓の動きや、食べ物の消化、発汗などのはたらきを調節しています。人間が生きていくためには交感神経と副交感神経のバランスがとても大切なのですが、バランスが崩れることによって起こるのが自律神経失調症です。主な原因として、ストレスやホルモンバランスの乱れがあります。

自律神経失調症に対し自分で取り組めること:ストレス対処法、マッサージ、整体、鍼、食事の改善など

自律神経失調症を治すためには医療機関での治療とともにセルフケアも重要になります。自律神経失調症の主な原因となるストレスの対処法や食事、睡眠といった身近なことについてこのページでは紹介していきます。