ばせどうびょう(こうじょうせんきのうこうしんしょう)
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
若い女性に多く、甲状腺から過剰に甲状腺ホルモンが分泌される病気。症状は汗、動悸、手の震え、体重減少、下痢が多く、眼球突出は3割ほどの人に起こる
16人の医師がチェック 195回の改訂 最終更新: 2022.12.22

甲状腺の場所は「首の前」?画像でわかる正常な位置、大きさ、形

甲状腺は首の前の場所にあります。男性で言うとのどぼとけのすぐ下です。甲状腺の場所を図で説明します。

甲状腺の場所の画像:甲状腺は首の前側、のどぼとけの下、気管の前面で左右の頚動脈の間にある

甲状腺の見つけ方

甲状軟骨(こうじょうなんこつ)というのが男性で言うのどぼとけです。女性でものどに触ると軟骨の手触りがあります。甲状腺は甲状軟骨のすぐ下から左右に広がっています。

正常な甲状腺の形

甲状腺はハート形をしていて左右に大きく分かれています。通常の大きさであれば、左右に4cmほどで重さは15gくらいです。

甲状腺を触るとわかる特徴

甲状腺を皮膚の上から手で触ると軟らかい感触があります。つばを飲むなど、のどが食べ物を飲み込む動きをすると甲状腺も一緒に動きます。

甲状腺は軟らかいので、かなり注意深く触らないと周りと区別できません。自分ののどに触ってみて、ふだんの甲状腺の手触りを覚えておいてください。

甲状腺が大きいと病気?

もし甲状腺が大きくなったり硬くなったりしてきたら、病気かもしれません。代謝内分泌内科などで相談してください。