きゅうせいたんのうえん
急性胆のう炎
胆のう内で細菌が感染を起こしたり周囲の炎症が胆のうに波及することで、痛みや吐き気などの症状が起きる病気
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最終更新: 2022.09.19
急性胆のう炎の詳細情報
急性胆のう炎
胆のうは胆汁という消化液を貯蔵し、食事のタイミングに合わせて消化管へ胆汁を流して消化吸収を助ける働きをしています。胆のうから胆汁が流れ出る道がふさがり、胆のうの内部に溜まった胆汁に細菌感染を起こしたものが胆のう炎(急性胆のう炎)です。急性胆のう炎では腹痛、発熱などの症状が起こります。抗菌薬やドレナージで炎症をおさえる治療を行うとともに、根本的な治療として外科手術で胆のうを切除します。