だいちょうがん
大腸がん
大腸の粘膜にできるがん。国内のがん患者数がもっと多く、死亡者数も女性において原因の1位
20人の医師がチェック 305回の改訂 最終更新: 2024.01.10

大腸がんが気になる方へ

大腸がんは日本人で最も多いがんと言われています。また死亡数でもがんの中で2位に位置しており、早期発見、早期治療が大事な病気です。ここでは、大腸がんとはどんな病気なのか、どのように発見できるのか、といった大腸がんの基本的な情報を紹介します。

大腸の働きとは?

大腸の働きは食べ物の水分を吸収することなどです。口から入った食べ物は、食道、胃、小腸、大腸を通って肛門から出て行きます。最後にあたる大腸は、小腸が栄養を吸収した残りのものを便にします。大腸の働きを見ていきましょう。

大腸がんの原因:食べ物、喫煙、お酒、運動習慣、ストレスの影響など

大腸がんはたくさんの原因が重なり合って発生します。実際には大腸がんになった原因を特定できない人がほとんどです。とはいえ、大腸がんの原因になりうることが分かっている要素もあります。どういったものが大腸がんの原因になるのでしょうか?

大腸がんの検診: 便潜血検査の方法、陽性・陰性の意味、費用などについて知っておきたいこと

大腸がんは近年国内で増加しているがんです。早期に治療するためにがん検診が重要と考えられています。大腸がんのがん検診ではどういったことを行うのでしょうか。

大腸がんの初期症状:腹痛・血便・腰痛・おならは関係ある?

大腸がんを初期症状で発見できるでしょうか?実は早期大腸がんにはほとんど症状がありません。進行して下痢・便秘などが出ることもありますが、似た症状はほかの病気で出ることもあり、症状だけで大腸がんを確実に見分けることはできません。大腸がんの早期発見には便潜血検査が役に立ちます。