あるつはいまーびょう(あるつはいまーがたにんちしょう)
アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)
認知症を引き起こす原因として最も多い病気。記憶や思考能力がゆっくりと障害されていく
19人の医師がチェック 340回の改訂 最終更新: 2024.02.16

アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)

アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)は認知症を引き起こす病気の1つです。脳細胞の変化が原因で、記憶障害や思考力の低下などが起こり、日常生活に支障をきたします。このページでは概要として、症状や原因、検査、治療などを網羅的に説明します。

アルツハイマー病とはどんな病気なのか?

アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)は認知症を引き起こす病気の1つです。脳細胞の変化が原因で、記憶障害や思考力の低下などが起こり、日常生活に支障をきたします。このページでは概要として、症状や原因、検査、治療などを網羅的に説明します。

アルツハイマー病の症状について:記憶力の低下、徘徊、暴言、被害妄想など

アルツハイマー病は認知症の一種です。記憶力の低下、徘徊、物盗られ妄想といったよく知られた症状が現れるほか、暴言を吐く、落ち着きがない、無気力になるなどの様々な変化が見られます。これらの症状は、認知機能の低下によって起こる中核症状と、中核症状の影響で起こる周辺症状(BPSD)の2つに大別することができます。このページではそれぞれの症状について詳しくみていきます。

アルツハイマー病の検査について:問診、身体診察、質問式検査など

アルツハイマー病が疑われる人には診察や検査が行われます。診察や検査ではアルツハイマー病かどうかを判断することに加えて、その程度についても調べられます。このページでは多岐に渡るアルツハイマー病の診察や検査について詳しく説明していきます。

アルツハイマー病の治療について:薬物療法、非薬物療法

アルツハイマー病を完治に導く治療法は現在のところ確立されていません。このため、治療の目的は病気の進行を遅らせたり、症状を和らげることになります。アルツハイマー病の症状は「中核症状」と「周辺症状」に分けられ、それぞれの症状に合わせた治療が行われます。また、治療法は薬物療法(薬を使った治療)と非薬物療法(薬を使わない治療)の2つに大別されます。

アルツハイマー病で知っておくとよいこと:予防法、受診に適した診療科、運転などの日常生活などについて

アルツハイマー病が認知症の原因となる病気であることを知る人は少なくないかもしれません。その分、予防法が気になったり、心配な人も少なくはないでしょう。このページではアルツハイマー病についてよく受ける質問をベースにして、患者さんや家族に知ってほしいことを説明します。