ナイシトール85a

ナイシトール85aの基本情報

ナイシトール85aの概要

商品名 ナイシトール85a
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 小林製薬
販売会社名 小林製薬

ナイシトール85aの特徴

このお薬は、体に脂肪がつきすぎた、いわゆる脂肪太りで、特におなかに脂肪がたまりやすい方、便秘がちな方に適しています
○漢方処方(防風通聖散)から抽出したエキスを、乾燥して錠剤に仕上げたお薬です
○脂肪の分解・燃焼を促し、肥満症の改善に効果があります
○1日2回の服用で気になるおなかの脂肪を落とします

ナイシトール85aの効果・効能

体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:肥満症、高血圧に伴う動悸・高血圧に伴う肩こり・高血圧に伴うのぼせ・高血圧に伴うむくみ・高血圧に伴う便秘肥満に伴う動悸・肥満に伴う肩こり・肥満に伴うのぼせ・肥満に伴うむくみ・肥満に伴う便秘蓄膿症副鼻腔炎)、湿疹・皮ふ炎、ふきでもの(にきび)。

ナイシトール85aの構成成分

1日量(10錠)中 防風通聖散エキス(50%量)2.5g〔トウキ0.60g、センキュウ0.60g、レンギョウ0.60g、ショウキョウ0.15g、ボウフウ0.60g、ダイオウ0.75g、ビャクジュツ1.00g、オウゴン1.00g、セッコウ1.00g、シャクヤク0.60g、サンシシ0.60g、ハッカ0.60g、ケイガイ0.60g、マオウ0.60g、ボウショウ0.75g、キキョウ1.00g、カンゾウ1.00g、カッセキ1.50g より抽出〕 本剤は天然物(生薬)を用いているため、錠剤の色が多少異なることがあります。

ナイシトール85aの用法・用量

次の量を食前又は食間に水又はお湯で服用してください。
大人(15歳以上):1回5錠。
1日2回服用。
15歳未満:服用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
1.定められた用法・用量を厳守すること。
2.吸湿しやすいため、服用のつどキャップをしっかりしめること。
食間とは「食事と食事の間」を意味し、食後約2~3時間のことをいいます。

ナイシトール85aの主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人
(5)発汗傾向の著しい人
(6)高齢者
(7)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
(8)次の症状のある人
  むくみ、排尿困難
(9)次の診断を受けた人
  高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

関係部位 /症  状
 皮 ふ /発疹・発赤、かゆみ
 消化器 /吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、腹部膨満、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛
精神神経系/めまい
 その他 /発汗、動悸、むくみ、頭痛

まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること
   症 状 の 名 称   /症状
間質性肺炎          /階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱などがみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする
アルドステロン症、ミオパチー/手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる
肝機能障害          /発熱、かゆみ、発疹、黄だん(皮ふや白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振などがあらわれる
腸間膜静脈硬化症       /長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること:
 下痢、便秘

4.1ヶ月くらい(便秘に服用する場合は1週間くらい)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

ナイシトール85aの添付文書

PDFファイルを開く

※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。