精華牛車腎気丸

精華牛車腎気丸の基本情報

精華牛車腎気丸の概要

商品名 精華牛車腎気丸
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 八ツ目製薬
販売会社名 イスクラ産業

精華牛車腎気丸の特徴

この漢方薬は、中国宋代に著された『厳氏済生方』の≪水腫論治≫項に記載されている「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」に基づいて製剤化されたエキス丸剤です。「牛車腎気丸」は、「加味腎気丸(かみじんきがん)」とも言われ、腎気を強める薬剤として知られている「八味地黄丸(はちみじおうがん)」に牛膝(ごしつ)と車前子(しゃぜんし)が加えられたものです。本剤は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇がある方の下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)に効果があります。

精華牛車腎気丸の効果・効能

体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状(肩こり、頭重、耳鳴り)の改善。

精華牛車腎気丸の構成成分

大人(15歳以上)1日の服用量24丸中 次記成分及び分量より得た牛車腎気丸料エキス末(1/2量)2.4g〔ジオウ2.5g、サンシュユ1.5g、サンヤク1.5g、タクシャ1.5g、ブクリョウ1.5g、ボタンピ1.5g、ケイヒ0.5g、ゴシツ1.5g、シャゼンシ1.5g、ブシ0.25g〕 <成分に関連する注意> 本剤は天然物(生薬)を用いていますので、丸薬の色や味が多少異なることや、丸薬がくっつくことがあります。

精華牛車腎気丸の用法・用量

次の量を1日3回水又は白湯で服用してください。
大人(15歳以上):1回8丸。
1日3回服用。
15歳未満:服用しないでください。
<用法・用量に関連する注意>
1.定められた用法・用量を厳守してください。
2.本剤は15歳未満の小児には服用させないでください。

精華牛車腎気丸の主な副作用

1.次の人は、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
 (1)医師の治療を受けている人
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
 (3)胃腸が弱く下痢しやすい人
 (4)のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人
 (5)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
   〔関係部位〕   〔症  状〕
    皮 膚   : 発疹・発赤、かゆみ
    消化器   : 食欲不振、胃部不快感、腹痛
    その他   : 動悸、のぼせ
 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
 〔症状の名称〕間質性肺炎
 〔症   状〕階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しく
        なる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続
        したりする。

 〔症状の名称〕肝機能障害
 〔症   状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、
        全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強がみられた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
  下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

精華牛車腎気丸の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。