葛根湯エキス〔細粒〕7

葛根湯エキス〔細粒〕7の基本情報

葛根湯エキス〔細粒〕7の概要

商品名 葛根湯エキス〔細粒〕7
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 松浦薬業
販売会社名 松浦薬業

葛根湯エキス〔細粒〕7の特徴

本方は、多くの人に知られ、また、「葛根湯医者」などという言葉があるくらいよく用いられる応用の広い処方です。本方の適応症は項背強急し、汗の出ないものを目標とします。

葛根湯エキス〔細粒〕7の効果・効能

体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手の痛みや肩の痛み。

葛根湯エキス〔細粒〕7の構成成分

3包(6.0g)又は6.0g 〔カッコン2.6g、マオウ1.95g、タイソウ1.95g、ケイヒ1.3g、シャクヤク1.3g、カンゾウ1.3g、ショウキョウ0.65g〕前記より製した葛根湯エキス(65%量)3.2g(乾燥物換算で約1.6gに相当)

葛根湯エキス〔細粒〕7の用法・用量

次の量を食前又は食間に温湯又は水で服用してください。
(食間とは食後2~3時間を指します。)
分包剤
大人(15歳以上):1回1包。
15歳未満7歳以上:1回2/3包。
7歳未満4歳以上:1回1/2包。
4歳未満2歳以上:1回1/3包。
2歳未満:1回1/4包。
1日3回服用。
大入り剤
大人(15歳以上):1回2.0g。
15歳未満7歳以上:1回1.3g。
7歳未満4歳以上:1回1.0g。
4歳未満2歳以上:1回0.7g。
2歳未満:1回0.5g以下。
1日3回服用。
<用法・用量に関連する注意>
1.用法・用量を厳守してください。
2.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
3.1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。

葛根湯エキス〔細粒〕7の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)胃腸の弱い人
(5)発汗傾向の著しい人
(6)高齢者
(7)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
(8)次の症状のある人 むくみ、排尿困難
(9)次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(関係部位:症状)
 皮膚:発疹・発赤、かゆみ
 消化器:吐き気、食欲不振、胃部不快感

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
(症状の名称:症状)
 偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

 肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

3.1ヵ月位(感冒の初期、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には5~6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

葛根湯エキス〔細粒〕7の添付文書

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