カコナール葛根湯顆粒<満量処方>

カコナール葛根湯顆粒<満量処方>の基本情報

カコナール葛根湯顆粒<満量処方>の概要

商品名 カコナール葛根湯顆粒<満量処方>
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 新生薬品工業・奈
販売会社名 第一三共ヘルスケア

カコナール葛根湯顆粒<満量処方>の特徴

1.ひきはじめのかぜに良く効く葛根湯製剤です。
2.葛根湯製剤の中でも、日本薬局方葛根湯エキスを全量配合している満量処方です。
3.葛根湯製剤ですので眠くなる成分を含んでおりません。
4.本品はお湯に溶かして服用することもできます。

「満量処方」とは?
日本薬局方葛根湯25g処方より得たエキスを全量(最大量)配合していることを意味します。

カコナール葛根湯顆粒<満量処方>の効果・効能

体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手の痛みや肩の痛み。

カコナール葛根湯顆粒<満量処方>の構成成分

3包(1包2g)中 (局)葛根湯エキス(乾燥)5.56g〔次記の生薬の水製抽出エキス (局)カッコン8g、(局)ケイヒ3g、(局)ショウキョウ1g、(局)マオウ4g、(局)シャクヤク3g、(局)タイソウ4g、(局)カンゾウ2g〕 <成分・分量に関連する注意> 本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。

カコナール葛根湯顆粒<満量処方>の用法・用量

成人(15歳以上):1回1包。
7歳以上15歳未満:1回2/3包。
4歳以上7歳未満:1回1/2包。
2歳以上4歳未満:1回1/3包。
1日3回服用。
朝昼夕、食前又は食間にそのまま水かお湯にて服用してください。
又はお湯に溶かしてよくかき混ぜた後、温服してください。
2歳未満:服用しないでください。
食間とは食事と食事の間で、前の食事から2~3時間後のことです。
<用法・用量に関連する注意>
1.用法・用量を厳守してください。
2.2歳以上の幼小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

カコナール葛根湯顆粒<満量処方>の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
 (1)医師の治療を受けている人
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
 (3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
 (4)胃腸の弱い人
 (5)発汗傾向の著しい人
 (6)高齢者
 (7)今までに薬などにより発疹発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
 (8)次の症状のある人:むくみ、排尿困難
 (9)次の診断を受けた人:高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
   〔関係部位〕   〔症  状〕
    皮膚    : 発疹・発赤、かゆみ
    消化器   : 吐き気、食欲不振、胃部不快感
 まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の
 診療を受けて下さい。
 〔症状の名称〕偽アルドステロン症、ミオパチー
 〔症   状〕手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、
        筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

 〔症状の名称〕肝機能障害
 〔症   状〕発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、
        全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

3.1カ月位(感冒の初期、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には5~6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

カコナール葛根湯顆粒<満量処方>の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。