ヒストミン鼻炎錠

ヒストミン鼻炎錠の基本情報

ヒストミン鼻炎錠の概要

商品名 ヒストミン鼻炎錠
薬のタイプ 内服 / 指定第2類
製造会社 小林薬品工業
販売会社名 小林薬品工業

ヒストミン鼻炎錠の特徴

鼻炎用内服薬

ヒストミン鼻炎錠は、鼻づまりに効果のあるプソイドエフェドリン塩酸塩、フェニレフリン塩酸塩、グリチルリチン酸二カリウムの3成分に加え、くしゃみ、鼻みず、鼻づまり等のアレルギー症状に作用するd-クロルフェニラミンマレイン酸塩、鼻汁の分泌を抑えるベラドンナ総アルカロイド、中枢神経に作用し頭重を緩和する無水カフェインを配合しております。6つの有効成分が急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による諸症状にすぐれた効果をあらわします。

ヒストミン鼻炎錠の効果・効能

急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:くしゃみ、鼻みず(鼻汁過多)、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭重(頭が重い)。

ヒストミン鼻炎錠の構成成分

6錠中 プソイドエフェドリン塩酸塩150mg、フェニレフリン塩酸塩15mg、ベラドンナ総アルカロイド0.4mg、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩6mg、グリチルリチン酸二カリウム40mg、無水カフェイン150mg

ヒストミン鼻炎錠の用法・用量

次の量を、水又はお湯でかまずに服用してください。
成人(15歳以上):1回2錠。
7歳~14歳:1回1錠。
1日3回服用。
但し、服用間隔は4時間以上おいてください。
7歳未満:服用しないでください。
<用法・用量に関連する注意>
1.用法・用量を厳守してください。
2.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
3.添付文書図のように錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出してお飲みください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)

ヒストミン鼻炎錠の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)授乳中の人。
(4)高齢者。
(5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(6)かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬等により、不眠、めまい、脱力感、震え、動悸を起こしたことがある人。
(7)次の症状のある人。 高熱、排尿困難、むくみ
(8)次の診断を受けた人。 緑内障、腎臓病
(9)モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩等)で治療を受けている人(セレギリン塩酸塩は、パーキンソン病の治療に用いられる。)
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹発赤、かゆみ
消化器・・・吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系・・・めまい、不眠、神経過敏、頭痛、けいれん
泌尿器・・・排尿困難
その他・・・顔のほてり、異常なまぶしさ
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称・・・症状
ショックアナフィラキシー)・・・服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
再生不良性貧血・・・青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
無顆粒球症・・・突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
急性汎発性発疹性疱症・・・高熱、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
口のかわき、眠気、便秘、目のかすみ
4.5~6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

ヒストミン鼻炎錠の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。