ムヒダストメル

ムヒダストメルの基本情報

ムヒダストメルの概要

商品名 ムヒダストメル
薬のタイプ 外用 / 第3類
製造会社 池田模範堂
販売会社名 池田模範堂

ムヒダストメルの特徴

鎮痒消炎剤
ハウスダストなどによるかゆみ・皮ふ炎に

■ハウスダストに触れたとたんに、広がる・長引くかゆみに悩まされる方が増えています
「掃除をしたり、ソファーやベッドで休んだとたんに皮ふがかゆくなる」、「しかも、ブツブツ・ボコボコなどの皮ふ症状を伴って広がり、長引いてしまいがち」。その肌トラブルは、ダニの死がいやフン、カビ、綿ボコリ、花粉などのハウスダストによって引き起こされる「かゆみの連鎖反応」が原因です。
近年、住まいの高気密化・高断熱化によってダニやカビが繁殖しやすい環境になったり、花粉の飛散量が増加したりと、ハウスダストと接触する機会が増えたことで、ハウスダストによるかゆみが起こりやすい体質の人が増えています。

■ハウスダストによるかゆみが「広がる」・「長引く」原因、「かゆみ連鎖」の仕組み
【ステップ(1)】
ハウスダストが皮ふに侵入します。
【ステップ(2)】
<(2)-1.かゆみの発生>ハウスダストはかゆみ原因物質や炎症原因物質を蓄えている細胞(マスト細胞)を刺激し、破裂させます。破裂したマスト細胞からは、かゆみ原因物質が放出されるため、かゆみが起こります。
<(2)-2.「かゆみ連鎖」の始まり>ハウスダストによるかゆみの起こりやすい体質の人の皮ふでは、多くのマスト細胞が破裂寸前の風船のように、とても敏感な状態になっています。そのため、先に破裂したマスト細胞から放出された炎症原因物質が、周囲のマスト細胞を破裂させてしまいます。
【ステップ(3)】
炎症原因物質によるマスト細胞の破裂が、より広範囲に、より深部に進み、その度に放出されるかゆみ原因物質によって、かゆみも連鎖的に発生します。
→ハウスダストによるかゆみがどんどん広がり、長引いてしまいがちなのは、このようなメカニズムによるものです。

■だからムヒダストメルは、「かゆみ連鎖STOP処方」
ハウスダストによるかゆみをしっかり止めるためには、今起きているかゆみを止めることに加えて、炎症原因物質の放出を抑え、「かゆみ連鎖」をSTOPさせることが重要です。
ムヒダストメルは、今起きているかゆみをすばやく止める成分(ジフェンヒドラミン)に、かゆみ連鎖のもととなる炎症原因物質の放出を抑える消炎成分(ユーカリ油)をプラス配合した、「かゆみ連鎖STOP処方」。ハウスダストによるかゆみの広がりを抑え、すばやく治療します。

ムヒダストメルの効果・効能

かゆみ、皮ふ炎、しっしん、じんましん、ただれ、あせもかぶれ、虫さされ、しもやけ

ムヒダストメルの構成成分

100g中 ジフェンヒドラミン1.0g、ユーカリ油2.0g、l-メントール5.0g、dl-カンフル1.0g

ムヒダストメルの用法・用量

1日数回、適量を患部に塗布してください。
<用法・用量に関連する注意>
1.小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
2.目に入らないように注意してください。万一目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合(充血や痛みが持続したり、涙が止まらない場合等)には、眼科医の診療を受けてください。
3.本剤は外用にのみ使用し、内服しないでください。

ムヒダストメルの主な副作用

1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)薬などによりアレルギー症状(発疹発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人。
(3)湿潤やただれのひどい人。
2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、この説明文書をもって医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位・・・症状
皮ふ・・・発疹・発赤、かゆみ、はれ
3.5~6日間使用しても症状がよくならない場合は使用を中止し、この説明文書をもって医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

ムヒダストメルの添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。