セイブ錠

セイブ錠の基本情報

セイブ錠の概要

商品名 セイブ錠
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 小林薬品工業
販売会社名 小林薬品工業

セイブ錠の特徴

乗物酔い薬
乗物酔いに

乗物酔い(動揺病)は、一時的な自律神経失調です。乗物の発進・停止や動揺(ゆれ)が続くと、体の平衡機能を調節している内耳の迷路器官や嘔吐中枢を刺激してめまいやはきけを起こします。このため乗物酔いを防ぐには、動揺などからくる迷路器官や嘔吐中枢の興奮をしずめることが必要です。
セイブ錠は、スコポラミン臭化水素酸塩水和物の働きにより自律神経の興奮をしずめるとともに、クロルフェニラミンマレイン酸塩の働きにより、めまいや吐き気をしずめます。また、無水カフェインの働きにより頭痛を緩和します。

セイブ錠の効果・効能

乗物酔いによるめまい・吐き気・頭痛の予防及び緩和。

セイブ錠の構成成分

1錠中 スコポラミン臭化水素酸塩水和物0.12mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩2mg、無水カフェイン15mg

セイブ錠の用法・用量

次の1回量を、水又はぬるま湯で服用してください。
成人(15歳以上):1回2錠。
7歳~14歳:1回1錠。
1日2回を限度として服用してください。
服用間隔は4時間以上おいてください。
但し、乗物酔いの予防には乗車船30分から1時間前に服用してください。
7歳未満:服用しないでください。
<用法・用量に関連する注意>
1.用法・用量を厳守してください。
2.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
3.食前・食後にかかわらず服用できます。
4.添付文書図のように錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出してお飲みください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)

セイブ錠の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
排尿困難
(6)次の診断を受けた人。
緑内障、心臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹発赤、かゆみ
精神神経系・・・頭痛
泌尿器・・・排尿困難
その他・・・顔のほてり、異常なまぶしさ
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称・・・症状
再生不良性貧血・・・青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
無顆粒球症・・・突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
口のかわき、便秘、眠気、目のかすみ

セイブ錠の添付文書

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