新ジキニン顆粒

新ジキニン顆粒の基本情報

新ジキニン顆粒の概要

商品名 新ジキニン顆粒
薬のタイプ 内服 / 指定第2類
製造会社 全薬工業
販売会社名 全薬工業

新ジキニン顆粒の特徴

新ジキニン顆粒は、鎮咳剤ジヒドロコデインリン酸塩や解熱鎮痛剤アセトアミノフェン、
鎮咳・去痰作用のある生薬カンゾウ(甘草)エキスなどの働きで、かぜに伴うせき、
発熱、頭痛などの症状によく効くかぜ薬です。

新ジキニン顆粒の効果・効能

かぜの諸症状(せき、発熱、頭痛、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛み、たん、悪寒(発熱によるさむけ)、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和。

新ジキニン顆粒の構成成分

1包1.5g中 ジヒドロコデインリン酸塩8mg、dl-メチルエフェドリン塩酸塩20mg、カンゾウエキス(甘草エキス)150mg(原生薬換算量:750mg)、アセトアミノフェン300mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩2.5mg、無水カフェイン25mg

新ジキニン顆粒の用法・用量

次の量を食後なるべく30分以内に服用してください。
15歳以上:1回1包。
12歳以上15歳未満:1回2/3包。
1日3回服用。
12歳未満:服用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
1.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
2.本剤は水又はぬるま湯で服用してください。

新ジキニン顆粒の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
 (1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
 (3)高齢者。
 (4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
 (5)次の症状のある人。
    高熱、むくみ、排尿困難
 (6)次の診断を受けた人。
    甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰
    瘍、緑内障、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群肥満症
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止
  し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
  ●皮   膚:発疹発赤、かゆみ
  ●消 化 器:吐き気・嘔吐、食欲不振
  ●精神神経系:めまい
  ●泌 尿 器:排尿困難
  ●そ の 他:過度の体温低下
 ○まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を
  受けてください。
  ●ショックアナフィラキシー):服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声の
    かすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれ
    る。
  ●皮膚粘膜眼症候群スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解
   症、急性汎発性発疹性疱症:高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛
    み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)
    が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
  ●薬剤性過敏症症候群:皮膚が広い範囲で赤くなる、全身性の発疹、発熱、体がだる
    い、リンパ節(首、わきの下、股の付け根等)のはれ等があらわれる。
  ●肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全
    身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
  ●腎障害:発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が
    痛む)、下痢等があらわれる。
  ●間質性肺炎:階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しく
    なる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
  ●偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばり
    に加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
  ●ぜんそく:息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれ
    る。
  ●再生不良性貧血:青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえ
    る、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれ
    る。
  ●無顆粒球症:突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
  ●呼吸抑制:息切れ、息苦しさ等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見
  られた場合には、服用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者
  に相談してください。
   便秘、口のかわき、眠気
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この添付文書を持って
  医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

新ジキニン顆粒の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。