処方薬
ハンプ注射用1000
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ハンプ注射用1000の基本情報

ハンプ注射用1000の概要

商品名 ハンプ注射用1000
一般名 カルペリチド(遺伝子組換え)注射用
薬価・規格 1315.0円 (1,000μg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 第一三共
YJコード 2179400D1022
レセプト電算コード 640407007
添付文書PDFファイル

ハンプ注射用1000の主な効果と作用

  • 息切れ、むくみなどの心不全の症状をやわらげるお薬です。
  • 血管をひろげて心臓の負担を少なくし、心拍出量を増やす働きがあります。

ハンプ注射用1000の用途

ハンプ注射用1000の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

不整脈、心房細動、上室性頻脈、赤血球減少、白血球増加、白血球減少、白血球分画異常、ヘマトクリット値変動、ヘモグロビン値変動、AST上昇、ALT上昇

起こる可能性のある重大な副作用

血圧低下、低血圧性ショック、徐脈、電解質異常、心室性不整脈、心室頻拍、心室細動、赤血球増加、血小板増加、血小板減少、肝機能障害

上記以外の副作用

ALP上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、血清蛋白低下、血清電解質変動、尿蛋白増加、過敏症、発疹、そう痒、注射部位静脈炎、顔のほてり、嘔気、嘔吐、めまい、尿酸上昇、蕁麻疹、胸部不快感、呼吸困難

ハンプ注射用1000の用法・用量

  • 本剤は日本薬局方注射用水5mLに溶解し、必要に応じて日本薬局方生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、カルペリチドとして1分間あたり0.1μg/kgを持続静脈内投与する
    • なお、投与量は血行動態をモニターしながら適宜調節するが、患者の病態に応じて1分間あたり0.2μg/kgまで増量できる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ハンプ注射用1000の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 右室梗塞
    • 重篤な低血圧
    • 心原性ショック
    • 脱水症状
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • ヘマトクリット値が著しく高い
    • ネフローゼ症候群
    • 右房圧が正常域
    • 右房圧5mmHg以下
    • 低血圧<重篤な低血圧を除く>
    • 脱水傾向<脱水症状を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ハンプ注射用1000の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
利尿剤 過剰の利尿、電解質異常、心室性不整脈、心室頻拍、心室細動、赤血球増加、血小板増加、過剰の前負荷軽減・利尿効果が強く発現し過度の血圧低下
フロセミド 過剰の利尿、電解質異常、心室性不整脈、心室頻拍、心室細動、赤血球増加、血小板増加、過剰の前負荷軽減・利尿効果が強く発現し過度の血圧低下
PDE5阻害薬 過度の血圧低下
シルデナフィル 過度の血圧低下

ハンプ注射用1000と主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
    薬価 1315.0円 (1,000μg1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
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